コスモス園の人と業者の人が来られて、「福祉用具の紹介及び活用方法」など、実践を通して話された。
介護者となる人を、①「脳梗塞」、②「認知症」、③「脳疾患」など、④「転倒・事故」など、⑤「その他」(生活習慣病)に分けて挙げられた。要介護対象者についても詳しい話をされ、②では、症状が進行していくと、「徘徊・妄想などの症状が出てくる」と言われた。
実践では、2人がペアになって、「座った人を起こす方法」を学び、「身体の不自由な人のベット介護」を身に付けた。
①「お尻・足元に座布団、腕の下にタオルを敷いて楽にさせる」、②「身体を簡単に横に向ける」、③「ベッドから車椅子への移動」についての実践で、②では、自分もベッドに横になって体感を味わった。③では、「移動方法」を学んだが、思うようにいかなくて、1人で行うところを3人がかりでやった。
※ベッド介助は、一方が壁側になるケースもあるので、よく考えて行なわないといけないとのことだった。
介助される人が「麻痺などの症状がある場合」→「麻痺のある側を上にしてベッドから下ろすように」と指示があった。
※段差があるところの、「車椅子移動方法」は今後の参考になった。(降ろす時、前輪はそのまま降ろさないで、抱えて降ろさないと身体へのダメージが大きいという)
「マットの説明」は、「クッション性のいいマット」ということで、生卵を数十㎝の高さから落下させて割れないことで証明された。(初めてで不安のある中、見事に割れずに成功したので拍手が起きた)
その後も「色々なマットの紹介」があり、最後に「おむつの紹介」をされた。様々なおむつがあり、実際に液をこぼして、「どれだけの吸引力があるか?」を試した。液をこぼした後、手で触れてみたが、完全に吸い込まれていて、内側は粒上でざらざらになっていた。
「おむつの取り換え実践」では、男女兼用だが、男子は前側が大きい方、女子は後ろ側が大きい方に合わせ、二重におむつを重ね、腰の部分にしっかり巻きつけて両サイドを固定するように・・・と留意点を話された。
質問コーナーでは、「車椅子の家の中での移動の悩み」→「畳の部屋が傷だらけになる」などの質問が出された。

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