今、家庭が危ない!~家族の絆をいかに強めるか?~
大和ミュージアム1Fホールで開催された講演会は、教育学博士によって「スコーレ家庭教育講演会」として演説が行なわれた。
「日本の家庭が何故現在のようになったのか?」をギリシャ神話の話で説明があり、仕事から解放される営みを「スコーレ」と定義づけて、西洋文明を取り入れていった過程について説明があった。
「何故スコーレを取り入れるのか?」については、経済大国になった理由「勤勉さ」「誠実さ」「技術」の3つを挙げて話があった。
「貧しい」ということは、「衣・食・住」が満たされていないことを意味していることであり、日本は「貧しい国」とはいえないと言われた。昔は貧乏することによって心を育てあっていたが、30年代から高度経済成長を成し「働くこと」が国を保障するようになり、余暇の時間ができたと話された。
そのため現在は、男は働くだけでは認められないようになり、生きる緊張感もなくなってきた現状を述べられた。また、食べるものの保障と同時に、心のケアも必要であることを指摘された。
子どもの成長については、泣いても相手にしてくれないと自己主張をすることをやめ、犯罪を犯すような子どもに成長するケースがあると言われた。子どもの自殺を見抜くことができない親は鈍く、不登校の子どもを抱えている親は子どもの長所・短所を知らないと話された。
人間はみんなこの世に生まれたことに意義を持っていて、同時に人権を持っているので、「やる気を起こさせる」「美しいものを見つけ出させる」気持ちを育てることが重要なポイントであると述べられた。
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